クラシックとポップスの両立(意識)
まず始めに、僕はクラシックもポップスも大好きです。他にもジャズやロック、ダンスミュージックなどなど、なんでも聴きます。
小学2年生の頃からピアノを習い始め、中学2年生頃からギターを独学で練習し、高校では合唱部に入り(将棋部にも入ってました。その話はまた今度)、高校2年生の秋から声楽を始めました。
中学〜高校ではたくさん勉強をして、一時期数学の研究職につきたいなんて思っていましたが、やっぱりどこかで「音楽を続けたい」と感じていて、その道に足を踏み出しました。それには相当な覚悟が必要でした。
藝大に入ってからさらに声楽のことを勉強して、知って、好きになって、このままクラシック一本でいこうとも思っていました。
でも、気づいたんです。僕は音楽を続けて何をしたいんだろう。音楽を通じて人とたくさん関わりたいんじゃないか。
高校生活まで、周りにクラシック音楽を知っている人はごく稀でした。オペラを聴いても「言葉がわからない」「どういうものがうまいのか、綺麗なのか、判断できない」と言われてしまいます。(そりゃそうですよね……)どんなに発声や歌い回し等々を勉強して、クラシック界で評価されたとしても、一歩外を出たら価値を理解して頂くのにやっぱり時間がかかります。(この話もまた今度詳しく)
僕の気持ちはクラシックをどんどん一般の人に伝えたいというものに変わっていきました。そして、次のステップの矛先がポップスだったのです。
ポップスは昔から大好きなジャンルでした。ギターを弾き始めてからコードの勉強もしたし、耳コピもどんどんできるようになって、作曲もして、周りのみんなとも価値の差異がなく、純粋に「楽しい」。
気づいたら、クラシックと同じくらい勉強していました。それをやめる必要なんてどこにあるんだろう。
「カイコロ歌日記」は主にポップスを中心に活動しています。どんどん再生数も登録者も増えて、でもこれからが踏ん張りどきです。色んな人から反応をもらえる、こんな嬉しいことはありません。そして、後にクラシックを活動に追加していきます。ポップスで繋がった一般の人にクラシックの良さを少しでもわかっていただけたらそれだけで幸せです。
僕の野望はクラシックに始まりクラシックに終わっていました。その一方でポップスはその手段、というより1つの独立した野望になりつつあります。
「僕のクラシックとポップスの両立(意識)」でした。みなさんはどのような意識で各々のジャンルに取り組んでいますか。ぜひきかせてください。